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サボテンは人の言うことが分かるんですよ

2009年卒の思い出話「リーマンショック」~第1話~

リーマンショックというのをご存じだろうか?
今から10年以上の話。
2009年卒の就職氷河期リーマンショックで人生が一気に変わってしまったひとりの人間の半生を語ろうと思う。
ではどうぞ。

・2008年夏頃までの話(学生時代)

就職活動をしていた2000年代後半は就職氷河期から徐々に内定率が上昇していた時期。
就職活動は『イージーモード』とも言われていた。
高卒で就職した2007年卒の同級生は「とりあえず適当な所探して就職した」とぼやいていた。
自分自身も「それなりの中小企業なら就職できるだろう」と余裕な気持ちだった。
もう少し、この時に本気になって就職活動をしていれば…と今では思ったりする。

当時就職活動で選んでいた会社は一次選考ですら落ちていて高望みをしすぎていた感があった。
もう少し身の丈にあった会社を選んでいたら…変わっていたかもしれない。

次第に焦ってしまい、とりあえずどこか中小でもいいから就職したいという気持ちで学校の就職支援センターに走り込む。
先生から1つの会社を紹介してもらい面接へ。(ここでは「N社」と語ろうと思う)
あっという間に内定を得る。
就職活動は自分を売り込む営業みたいなもの。
当時これに疲れてしまったのか、これで早々に就職活動を終えてしまった。

そして夏が過ぎた2008年9月15日。
リーマンショックが起き2009年卒に内定を貰っていた人達は大打撃を受けることとなる。

 

続きます。