自分の体験談を書くブログ

サボテンは人の言うことが分かるんですよ

2009年卒の思い出話「リーマンショック」~第7話~

リーマンショック時代のお話の続きです。

・退職後のN社について

この記事を書いている2023年現在だけどN社は数年前に社名が変わり子会社化し現存はしている。
「新卒社員インタビュー」の記事で2009年卒が全滅してる影響なのか、2009年卒だけ不思議と抜けている状態だったのが今でも忘れられなかったりする(現在子会社されサイトと共に消滅している)

当時リーマンショックの影響で失業率は上昇、2010年卒は2009年卒の内定取消に企業はおびえ採用枠を極力減らすことになり内定率が一気に低下。
2009年卒でも職に付けず大苦戦していた人たちの為を狙った第2新卒の求人サイト、第2新卒向けの就職相談口などが増えていた。

N社退社後さまざまなサイトに登録、エントリー相談するがまともに返答が来たところは1つも無かった。
現状この時点ですぐに正社員になるのは不可能と判断してしばらくフリーターで食いつなぐ道へ進んだ。
そこから就職できるまで半年も時間がかかることは当時思いもしなかった…

 

・退職後の後日談

というわけで2009年卒のひとりの人間の入社話は終了になります。
ここからフリーター日雇い労働の転々で生活苦になり「鶴瓶麦茶パックだけで凌ごう」とするとんでもない考えになり、それがこの記事に繋がります。

今回書いたリーマンショック記事、昔のブログで書いたものの再編集版になります。
エッセイなのでどうしても主観的だったものだったのでなるべく客観的に書き直してます。
…というのは建前で昔書いた頃はまだ20代で若く、N社に対して腹が立って尖った文章が多かったので部分的に書き直してます。
今ではおかげでその後も社会人生活が維持できているので逆に感謝しています。

・全て時代のせいにしちゃダメなのだろう

私は1988年生まれです。
なので専門・短大卒では09年卒のリーマンショック、大卒では11年卒で震災に当たった世代になります。高卒以外の就職活動はベリーハードだったと思います。
しかし全ては「学生時代に就職活動を一生懸命やらなかった」が原因だったでしょう。
でもリーマンショックで大打撃を受けたからこそ、今の自分があると思っています。
この影響で「仕事が無いと自分は社会で必要にされてないのでは…」と不安になってしまう気持ちがとても強くなりメンタルだけは強くなった気がします。

Twitterは2009年夏頃に始めたのですが、この頃は自宅待機や新卒で入った会社をすぐ辞めてフリーター生活をしていたなんて言う事もできなかったぐらい心境は辛かった。
今ではまあまあ強くなった気がします。
ではでは。ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。
また体験談のネタを思い出したら書いていきます~。